ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2017.12.15 06:40日々の出来事

ロマンスグレー


SAPIO」『ゴー宣』の「よしりん」を白髪まじりにして

くれとチーフ広井に頼んだ。

今のままじゃ、青年っぽすぎる。

 

以前からそれを言うと、『ゴー宣』のキャラはアイコンだ

からミッキーマウスと一緒で永遠に変えなくていいとか、

髪がベタでないと画面が締まらないと言われ、拒否されて

きた。

 

『よしりん辻説法』の丸ハゲは一つの方法論なのだが、

『ゴー宣』とは区別したいのだ。

 

今回は広井に受け入れてもらえて、白髪まじりサンプルを

送ってもらったが、どうも気に入らない。

ペンの細い線で、等間隔でびっしり入れると、まったくの

老人に見える。

やっぱりロマンスグレーくらいにして欲しいのだ。

 

わしの方で、筆ペンで、もっと等間隔にならない処理で

描いてみて、スタッフにサンプルを渡すことにした。

とりあえず夕方ごろ、10枚分くらい仕事場に持っていく。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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